簡易スタンドの作り方教えます。3代目いんちきスタンド完成!

 仕事の忙しさと久々の休日なのに雨のお陰で、ブログネタがついに尽きてしまいました。

 もう2週間も自転車に乗っていません。

 実は、一人で高指山に上った時に途中で背中のポケットに刺していたいんちきスタンドを落としてしまったようなのです。

 なので余っているパーツでもう一度スタンドを作ることにしました。

 普段は小物ケースにしまって持ち運んでいるのですが、いったん取り出すとイチイチしまうのが面倒くさいので背中の真ん中のポケットに刺して走っていたのです。

 真ん中のポケットはこの小物ケースを挿しているのですが、このポケットは紙ごみを捨てる場所としても使っております。

 小物ケースを入れたままゴミを突っ込むと、このケースを抜いた時に紙ごみが一緒に飛び出してしまいます。

 いつもは走りながら小物ケースを抜いてゴミをポケットの底の方に入れてからこの小物ケースで蓋をするようにしていました。

 今回はその時に真ん中のポケットに刺していたスタンドがケースを抜いたときにポケットからサヨウナラしてしまったようなのです。

 次のライドの時にケースにスタンドが入ってなかったので慌てましたが、記憶をたどっていくとどうやらそれが原因のようです。

 ちなみにレンチ部分とスタンド部分を分けてしまっています。

 無くしたのは初めてですが、初代はレンチを突っ込む部分が割れてしまったので今回ので3代目という事になります。

 今まで使っていて不具合もありましたので、その辺もマイナーチェンジしていこうと思います。

 先ずはレンチを突っ込む部分ですが、アクリルパイプなので初代は一発目に突っ込んだ時に割れてしまいました。

 なので先端に切り込みを1.5cmほど入れて外側に広がるようにしましたが、それでも柔軟性が足りないらしく割れてしまいました。

 今度は先端にタイラップ(結束バンド)を撒いてある程度しか広がらないようにしたのですが、写真で見てもわかるように割れてしまうのです。

 ちなみにアクリルパイプは外径10mmのモノを使っております。

 小物入れに入るように長さは18cm前後にしております。

 アクリルパイプはホームセンターで1mくらいのを買うのが安いです。

 それだと壊れても5本は作れます。

 スタンドの足にはパイプキャップを取り付けてます。

 写真は3つですが4個入りです。

 2代目まではこれを無加工で刺していましたが、今回はレンチを刺す穴のヒビが進行しないように真ん中で輪切りにして輪切りの方をレンチ側にかぶせて割れを防ぎます。

 こんな感じですね。

 クリア部分の黒い帯が太くなるのでステルス性が低くなりますが、多分フレームに被ってこの部分が写真に写る事はないかと思います。

 逆に地面につく部分の黒が半分になったのでステルス性は上がったのかもしれません。

 こちら側は写真に写ることがしばしばあります。

 次にレンチのストッパー部分を作ります。

 一般的なクランクのボルトは5mmだと思いますが、確認の上レンチを用意してください。

 レンチの単品売りはホームセンターでは中々お目にかかれないので、ネットで頼むのが手間が省けていいと思います。

 ストッパー部分はコンビニでコーヒーを買ったときにもらえるマドラーの持ち手の部分を切って加工します。

 タイラップ(結束バンド)が外れないように凹みを作ってレンチと一緒に締めあげます。

 先端が細くなるようにやすり掛けをします。

 いわゆるドアストッパーと同じ原理でパイプとレンチを固定します。

 先ずは写真下側に向かって細くなるようにやすりを掛けます。

 先端に向かって先を薄くするだけだと角の部分がパイプにあたって削れてしまいます。

 当たる部分はパイプ内側の曲面に合わせるようにやすりで落とします。

 最後にストッパーとレンチが滑らないようにレンチに傷をつけます。

 これをやらないと写真を撮る時にスタンドがだんだんと縮まって自転車がこけます。

 実際に何回もやらかしております。

 完成です。

 写真は一番短い状態です。

 平坦なところに立てる場合は、えも吉だと3cmくらい出したところから微調整しております。

 一番長くするとここまで伸びますが、かなり不安定になります。

 この状態で使うことはまずないでしょう。

 この写真は奥に向かって10%以上の下り坂ですが、この時でもスタンドを最大に出すことはしておりません。

 後ろにひっくり返ったら下まで転がり落ちていきそうな場所でした。

 このスタンドのいい所は、調整シロがあるのでどんな場所でも自転車が立つことだと思います。

 ただ、勇気と自分を信じる強い気持ちがないと扱えません。

 出来上がったスタンドはこんな感じに使います。

 ボルトの穴の向きによって多少スタンドの角度が変わりますが、その辺は工夫してください。

 えも吉のボルトはかなり立ち気味の位置なので、もう少しボルトを締めるか少し緩める方向に動かした方が安定します。

 でもこれ以上オーバートルクで締めたくないし、とりあえず不安定ながら立つのでこのまま使いたいと思います。

 実は撮影をしている最中に先端が割れてしまいました。

 2つ割れだとレンチの向きによっては耐えきれないのかと思い4つ割にしたんですけど、これも直ぐに割れてしまいました。

 この部分はかなりの力がかかるんですね。
 (そりゃそーだ!)

 これはアクリルに直接力を掛けずに緩衝材を間に入れてストッパーにするしか無さそうです。

 アクリルパイプの上にゴムスペーサーをかまして、パイプには切れ目を入れずに穴をあけたキャップで押さえることにしました。

 結果としてはキャップ自体が緩衝材になったのでゴムスペーサー無しで完成!

 最終形は横から見るとどっちが上だか下だか分からない形になりました。

 でも、片側には大きな穴が開いているのです。

 ここにレンチを刺してキャップとストッパーの摩擦で止めることに成功!

 キャップを付けた分、透明感が失われましたが、タイラップが減ったので作りがシンプルになりました。

 クランク側からは全く見えないし地面についているゴムキャップが薄くなったので(切ったやつをそのまま使ってます)さらに目立たなくなったのではないでしょうか?

 最後にアマゾンのリンクを貼っておくのでパーツ選びの参考にしていただければと思います。

 基本ホームセンターのほうが安いと思います。

 アクリルパイプ(がうさんはホームセンターで買いました。)

 5mmのレンチ単品 

 5mmレンチ(安いけど短いやつ) 

 パイプキャップ 

 タイラップ(結束バンド) 

 マドラー(コンビニでコーヒー買えばもらえます。)

興味のある方はぜひ挑戦してください。(責任は取りません・・・)

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