本当に簡易的にはなりますが、今回はついでにホイールバランスもとっていこうと思います。
その1はこちら。
前回ホイール自体はバルブを外した時にバランスしていたので、次にタイヤ単体のバランスを確認します。
バルブ穴とアジリストのロゴを合わせてバランスを見るとちょうど反対側の部分に3gのウエイトを貼り付けるとバランスするようです。
と、いう事はアジリストのロゴをバルブの反対側にもっていって3gのバルブを取り付けると丁度バランスすることになります。
ウエイトを使わなくてもバランスが取れそうです。
何よりもバルブ位置とロゴの位置が変なところにならなくて良かったです。
前回の交換時にバルブについていたOリングを使用していましたが、なんだかサイズが今一つだったので今回はネットの情報から内径4.8㎜の太さ1.9㎜のヤツに交換しました。
後輪のマクハル施工を始めます。
エアを入れない状態でリムとタイヤがピッタリくっついているので多分ビードは普通のポンプで上がるでしょう。
今回は交換前のタイヤのようにビードにたっぷりとマクハルが行き渡らせるためにホイールを斜めにしてリムとビードの間にマクハルを垂らしながらビード全周にマクハルを塗布しました。
そしてエアを入れて一旦ビードを上げてから空気を抜いてマクハルを80cc注入!(メーカ推奨の120ccまで入れないのは勿体ないからです)
今回は20分間かけてゆっくりとホイールを回転させてマクを厚めに貼らせようと思います。
マクハル施工後に空気を入れてバランスを見ると決まった位置が下に来ることが無いのでほぼバランスが調整できたのだと思います。
ダイナミックバランスをとった訳ではないのでほぼ自己満の世界かもしれません。
続いてフロントタイヤを検証したいと思います。
スピードセンサーを外した重量は1108.4gなので最初の施工から32.9g重くなってます。
(あれ? さっき計った時は29gじゃなかったっけ?)
あれだけ施工を繰り返したのでまあ、こんなものなのでしょう。
ビード部を外していきます。
リヤタイヤよりもビード部のマクハルが少ないです。
これがスローパンクにつながる原因なのかな?
ここでリヤタイヤでは見られなかった現象が発生しました。
タイヤレバーを入れている場所から左側はビードを外側に出しているはずなのですが、徐々に右側に向かってビードを外してしていくと外したはずのビードが勝手にリムの内側に戻るのです。
なんで?
写真で見てもレバーより左側に位置する外側に外したビードがなぜかリムにピッタリくっついてません?
どうやらマクハルの施工をやりすぎてマクハル自体がタイヤの中でチューブ状になっており、それが原因でビードが内側に引っ張られて戻るようです。
タイヤレバーでビードの内側のマクハルを切り裂きながらビードを外していきます。
一旦切り離したので外す前の状態ではないのですが、この部分で見てもわかるように左右のビードがマクハルで連結されたような形、マクハルがタイヤの内側でチューブラーのようになっていたのでは無いかと・・・。
あくまでも想像です。
これ、バルブの筺体の中で固まっていたものが出てきたものです。
バルブを通過する空気の勢いで直ぐに固まってしまうんだと思います。
それと、施工後にバルブ内にマクハルが溜まらないような配慮が必要ですね。
リヤタイヤのバランスがうまく決まったのでフロントにも淡い期待を寄せたのですが、フロントのホイールはなんと!
バルブ穴の位置が一番重かったのです。
これは拍子抜けでしたね。
で、一番軽いのは当然ですが・・・。
バルブ穴の正反対の部分で3gでした。
これはウエイト貼り付けは外せない感じです。
バランスを取ったホイールにタイヤをはめてタイヤ自体のバランスを確認すると、今度はパナレーサーのロゴが一番重い所でした。
という事はリヤタイヤのバルブ位置はパナレーサーだったけど、フロントタイヤのバルブ位置はアジリストになるのね・・・。
でも、間違い探しみたいに気が付く人は居ないでしょう。
ロゴがバルブとずれた状態で嵌めるよりも精神的にはいいと思います。
アジリストのロゴとバルブ穴を合わせてバルブ重量と丁度会えばいいなぁ?
なんて思いましたが、世の中そんなに甘くありません。
フロントのバルブは2.6gだったので、バルブを付けると若干反対側が軽くなってしまいます。
組んだ状態でもう一度バランスを撮り直してみると3.3gくらいですかねぇ・・・。
それと、フロントタイヤの状態を見て、リヤでドヤっていたビード部のマクハル厚塗り神話は崩壊しました。
今回の施工はフロントに関してはビード部にマクハルを塗らずに組んで斜めにタイヤをユックリ回して(左右で10分間ずつ)外したフロントタイヤのようなマクハルチューブを作ろうと思います。
フロントとリヤの施工方法を変えたのでどうなるのかこれからのライドで確認したいと思います。
施工後は1150gでした。
バルブの扱いについては空気をなるべくユックリ入れることと、マクハルを抜いた後にバルブ位置を斜め45度下方で止めてバルブ内のマクハルを抜く作業をすること。
斜め45度で止めるのは真下よりも斜めにバルブを持ってきた方が変に表面張力が発生せずにバルブ内のマクハルの抜けがいいと思うからです。
最後に一番軽い場所を下にして24時間くらいは放置するのがいいと思います。
週末は晴れそうなのでお試ししてきます!