トンネル抜けたら雨だった。エクシリムは本来防水ですが、うちの奴らはもうガタガタで水に弱いのです。
4時10分、雨が降っているのでレジ袋にエクシリムを疎開させて下ります。その間の写真がありません。スイマセン。麓に下りたらまた会いましょう!
朝霧高原のコンビニで雨宿りです。ただ今5時、115キロ。大月まであと50キロくらいあるのかな?3時間かかるとして到着は8時かぁ・・・。どのへんで暗くなるんだろうね。ここから甲府まで39キロだって!心が揺れます。
のんびりしている場合ではないのですが、ここで焦っても仕方ありません。まずは腹ごしらえをして雨雲レーダーでも見てみますか。ほぉ~、30分くらいで雨雲が南に抜けるのかぁ、だとすると北に進んで15分くらい濡れれば雨雲から抜けられそうですね。
計画では国道より富士山側を走る予定でしたが、その道は余計に上らないといけないので交通量は多いけど国道を進む事にしました。さっきまで暑いって言っていたのにもう寒くて寒くてウインドブレーカーを召喚!この一枚が命を救います!(大げさだなぁ・・・
おっ!富士山が見えそう!これはシャッターチャンスが訪れるかもしれないっ!
奇跡の一枚が撮れたっ!夕焼けに赤らんでいる富士山。湖の方は恐らく晴れているんでしょうね。こんなところで油を売ってないでさっさと進む方がよくない?でも、旅だから!帰るのが目的ではなくて道中を楽しむのが目的だから!なんて言いながらもうすぐ6時なんです。大丈夫かなぁ?
とりあえず雨雲から抜けたようなのでエクシリム復活!定位置に戻します。涼しくなってきたからなのか、さっきの補給が効いているのか、脚が回るようになってきました!これはいい感じです。
国道を離れて西湖に向かいます。もう一回くらい映える写真が撮れるといいのですが、どうでしょうね?
西湖と富士山と月!(と、レロレロ号)なかなかまとまりました。これで満足です。
あとは暗くなる前にどれだけ大月に近づけるかです。写真だと明るく写ってますが、ただ今6時50分、見た目よりも暗くなってきました。
川口湖畔で日が沈みました。富士急で大月まで出ちゃおうかなぁ・・・。調べてみたら7時12分の富士山駅を乗り過ごすと8時過ぎまで電車が来ない。ここで大月まで自走が確定です。(トホホ・・・
ブレブレ写真すいません。それくらい真っ暗な道です。もう、写すものが無くなってしまってきたので勘弁してください。。
暗がりにたたずむ幻想的な建物があったので寄り道です。調べたら若草の宿 丸栄ってホテルみたいです。ここから眺めるとなんだか素敵な場所に見えません?(見えないか・・・
大月に向かって全開で漕いでます。でも、正面に富士山がドーンと現れたのでダメもとでシャッターを切りまくり!はい、使える写真は一枚もありませんでした・・・。(使っとるやんっ!
河口湖大橋の南側の交差点で黄昏てます。ただ今7時15分。富士急行は発車してしまいましたね。まあ大月まではほぼ下りなんです。かなりのスピードが出るはず。ただ、夜だとスピード出せるかなぁ?大月まであと30キロ弱だね。一時間でたどり着けるかな?
必死さを出すためにこんな写真でスイマセン。相当スピード出てます!このままトラブルが無いことを信じてガンガン踏んでいきます!
路面状況が寸前まで分からないのでとっても危険!車通りも激しい!でも、流れに乗るのに必死で踏んでおります。おそらく今日一くらい踏んでいると思います。
8時10分、大月駅に到着!今日の走行174キロ。結構走ったよね。っつーか道が過激すぎ!さわやかな海だったり、灼熱の川沿いだったり、激坂の山越えだったり、凍えるような雨の下りだったりとなかなかの走りごたえでした。さて、自転車をバラシて東京に向かいます。
切符の買い方がよく分からないのでいつもはみどりの窓口を利用していますが、この時間だとやってない・・・。仕方なく券売機を使って特急かいじ56号の切符を買います。ん?指定席?未指定券?なんだ?できれば車両の一番後ろのシートの隙間にレロレロ号を格納したいので一番後ろの席を指定したいんだけど、やり方が分からんっ!この未指定券ってなんだろう?空いている席のところ座ってもいいってのかな?とりあえずその券を購入して乗車!一番後ろは空いて無かったけど、隙間は空いていたのでレロレロ号を置いて後ろから二番目の赤いランプが点いている席を陣取りました。よしっ!乗り方覚えました!
西荻窪で下車して家に着いたのが10時過ぎ。風呂に入って一人反省会です。今回も色々ありましたね。なかなかの冒険だったんじゃないかな?いつまでこんな事が出来るんでしょうね。年は取りたくないですね。
おまけ:きょうのルート