久しぶりの焼津旅行 その2 ああ、浜石岳編

虹が出ているの見える?

その1はこちら。

沼津まで行ったら由比までは海沿いを走るのでその前に補給をしておきたいですね。

7時13分、海に出る手前のコンビニで赤飯とお稲荷さんを補給。さすがのこの暑さ、ボトルの水は何回入れたかな?

海に出ました!海風は気持ちいいねぇ~。でも、日陰が無いね・・・。

ここまで大体130キロかな?本日のメインの一つ目である「浜石岳」まではあと30キロくらいだね。今7時半なので9時くらいから上り始められればいいと思っております。

おおっと、通行止め・・・。迂回します。

表通りは車が多いですね。でも、路肩が広いのでそんなにストレスを感じずに進んでおります。

8時12分、田子の浦港を通過。通勤時間なのか車が多いです。

天気は最高!でも、暑い・・・。内陸の方に雲がちょっと多いような気がするんですが、気にしないでいいレベルなのかな?

バイパスから外れます。少しは車通りが減りそう~。それより浜石岳に行く前に水を補給しないとだなぁ。

コンビニでボトルに水を満たして本日最初のガリガリ君です。この時期のガリガリ君は外せないっ!

恐らく正面の木の奥側が浜石岳なんだけど、何も見えません。嫌な予感しかありません。でも、ここは今日の目的の一つなので行ってまいります。

それでは浜石岳にチャレンジしてまいります。時間は9時過ぎ!今のところ計画通りです。

うわっ!出だしからキツっ!上から原チャリで降りてきたおばあちゃんに「あらあら、大変だよぉ~」って声をかけられました。当然笑顔でリアクションしましたけど、そんなリアクションを取ってる場合じゃないよ!寝ないで160キロも走ってから上るところじゃないね・・・。いまさらなんですけど、後悔しております。

ああっ!20%越え・・・。これ、元気な時に上りたいなぁ・・・。暑いし、眠くはないけど脚は使い果たしてるし、モチベーションはダダ下がりです。

うわっ!滑るっ!シッティングではキツくて、たまに立ち上がらないと踏めない斜度なんだけど、だからと言ってスタンディングすると滑って前に進まない。疲労で立ったまま後傾姿を保つことが出来ないし、それよりもこの疲れから微妙なバイクコントロールが出来ない・・・。早くもギブアップです・・・(泣

浜石岳は標高700メーターくらいなのにまだ200メーターしか上らずにギブアップ・・・。この先どうしよう。とりあえず景色がいい所があったのでパチリ。泣きながら押し歩きで山頂を目指します。

乗れるところは乗っているんですけど、ほんとツルツルなんです。この写真でも20%近くありますからね。まだ初日なので怪我とマシントラブルだけは何としても避けたい!大人の選択です。(言い訳です・・・

いや、絶対山頂はガスってる奴やんっ!それでも山頂を目指します。

斜度が緩くて乾いてるところキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!って言っても9%なんですけどね。どうでもいいけど水が無くなってきたよ。暑い・・・。ヤバイ・・・。

パイプからものすごい勢いで水が出ているのを発見!触ってみるともの凄く冷たいっ!さすがに飲むのは気が引けるので水浴びさせていただきました!ほっとして走り始めると、この50メートルくらい先に公衆トイレが・・・。そっち方面からパイプが来ていたようだけど、大丈夫なのかっ?

かぶっちまったモノはもう取り戻せないので忘れる事にして激坂を押し歩きしております。

ああっ、なんだかゴールの予感~。10時34分かぁ・・・。1時間半もかかってしまったよ。でも本当のゴールはもう少し先なのです。

山頂までのぬかるんだ登山道をレロレロ号を押して連れていきます。こんな所で絶対に転びたくないっ!

到着っ!何にも見えません。いいんです。浜石岳の看板と一緒に写真が撮れれば・・・。(押して上ってきたのに何言ってんだ?

本来ならこの看板の後ろに海岸線と富士山が収まるはずでしたが、本当に残念です。雰囲気だけ味わっております。なにも見えない浜石岳で時間をつぶすこともないので退散します。

上っている時はなんでもなかったのに下りてきたら木が倒れていたよ。そういえばここを上っている時に獣の鳴き声のような違うような、でも今まで聞いたこともないしっかりとした音が耳に入ってきたんです。クマだったら怖いのでそおっとその場を離れたんだけど、もしかしたらこの木が倒れかけていた音だったのかも・・・。あの時ボケっと「何の音だろう?」なんて立ち止まっていたかもしれないと思うとゾッとします。

幻想的に見えますが、それどころではありません。ツルツルの路面をしっかりとレロレロ号に跨って下っています。コワイコワイ、コケたくない・・・。

あんなにドバドバ出ていた水が帰りにはピタッと止まっているよ!えっ?やっぱりヤバイヤツだったのかっ?これは水浴びしたことを忘れるしかないっ!はて?何のことでしたっけ?(泣

景色が開けたからって急には止まれない斜度なんです。でも、せっかく来たんだから少しはいい景色を撮っておかないとね。

無事に下界に下りてきました!「またどうぞ!」ってさわやかに言われましても・・・。はい、また挑戦しに来たいと思います。今度は景色が良くて道路のコンディションがいい日を選びますっ!

なんとなく中途半端に煮え切らない感じと疲労感が倍増した浜石岳でした。まあ、これはこれで楽しかったかな?

つづく・・・。

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