ホイールを試しに山に行ってきました。 その1インプレと巨石街道編

 新しいホイールに交換して近所を走った時はこれと言って感動が無かったのですが、やはり100キロも走ると色々な事が分かってきますね。

 せっかく軽量ホイールにしたので山がスイスイ上れるか試しに行ってきました。

 土日は地元の祭りなんです。

 土曜日は子供神輿が出るのですが、今日は青年部のみんなに任せて走りに行ってきます。

 でも夕方にお通夜が入ってしまったのであんまり遠くには行けません。

 5時過ぎに出発して4時くらいに帰ってくる予定でスタート!

 今回手に入れたホイールはエリートホイールのドライブヘリックス46DCSです。

 エリートホイールのサイト。

 発売当初は46Dという名前でしたが、最近廉価版のステンレス製のスポーク仕様が出たのでそちらが46DSSでカーボンスポークの方を46DCSと名前を分けたようです。

 爆音ではないのですが、今までそんなに音の大きなホイールを履いたことが無かったのでヘリカル デュアル ラチェット システムという新機構のジーではないシャーな感じの音にまだ慣れません。

 まだ今日は20キロも走って行ってませんが、きれいな舗装路でも前のホイールよりも振動をペダルとサドルに感じます。

 これはもしかして長距離を乗るとなると前のホイールの方が疲れないのかもしれません。
 (後半にこの気持ちは一転します)

 6時5分、エミテラス所沢の前を右折します。

 おっ!最近SNSで見かけるおとぎ電車が置いてありますよ!

 ちょっと寄っていきます。

 SNSで見かけた時はかわいい電車だなと思いましたが、実物は結構デカいんですね。

 多摩湖の南側にあるトンネルを通って多摩川と多摩湖を往復していたらしいのですが、なんか見覚えがあると思っていたら、よすけさんから最後はユネスコ村で走っていたと・・・。

 だから何となく見覚えがあるんですね。
 (※どうやら多摩川と多摩湖を往復していたのは違う車両だったようです。) 

 頭のベルが何とも言えないです~。
 (かわいい)

 寄り道はホドホドにして先に進みます。

 平坦は前のホイールとあまり変わり映えがしないと思ってましたが、もしかしたら一枚重いギアを踏んでいるかもしれません。

 巡行スピードこそ今までそれほど変わった感じはありませんが、なんとなく脚に伝わる感じが優しくなったような気がします。

 踏み始めや加速をする最初の踏み込みが重くない、そんな感じです。

 先ほど綺麗な舗装路で振動を拾うと言いましたが、荒れた路面に来たら前のホイールよりスゥ―っと進むんです。

 チューブレスに変えたばかりの時にさんざんバイーンバイーンするって言ってました。

 段差に当たった時はクリンチャーよりも変形量が多いので衝撃がマイルドなのですが、その変形したタイヤが元に戻ろうとするときにバイーンって反動がくる感じでした。

 でも、このホイールはバイーンがあまり無いのです。

 結果、荒れた舗装路は前のホイールより滑らかに走るような気がします。

 7時20分、朝飯を食べて珍しく補給食を一つだけ買いました。

 ここまで平坦しか走ってませんが、じっくり乗ると色々分かってきますね。

 新しいホイールの方が剛性感があるのでコーナーはキレがあります。

 ただ、タイヤの接地感は前のホイールの方が粘り強いような気がします。

 これは新しいホイールの方が少しタイヤの圧を上げているからなのかもしれません。

 7時50分、越生駅を通過します。

 今日は林道梅本線を上って刈場坂峠に向かい正丸トンネル方面に下って天目指峠から有間ダムに行こうと思います。

 また一つ驚くことがありました。

 時速15キロ以上出ていればラフに手放しが出来るのです。

 直進安定性はフレームのジオメトリと思っていたので、前のホイールの時はえも吉の立ち上がったストレートフォークとハンドルにつけたガーミンやライトのお陰で慎重に手を離さないと落車しそうなのだと思ってました。

 でもこのホイールだと何も考えずに手が離せるようになりました。

 そんなこと、ある?

 でも、そうなのです。

 自分でも信じられないのでもう一回前のホイールに変えて確認したいと思います。

 なぜ今日は梅本線を上ろうと思ったかと申しますと、前回グリーンラインを走った時にお腹が痛くて手前の林道で下ってきてしまったのです。

 その時の記事です。

 梅本線には野末張みらはし台という景色のいい所があってそこに行きたかったのです。

 今日は景色は望めませんが、こんな機会じゃないと来ないのでね。

 梅本線は過去に一回下った切りだったような気がします。

 おおっ!

 川沿いの林道なので見どころ満載です。

 前に来た時は下りだったのでこんなところだったなんて気づきませんでした。

 このホイールは上りが10%くらいになると、ひと踏みごとの軽さが分かりますね。

 軽くなった324グラムって、バカにできない重さなんですね。

 この感じだと坂に特化するなら限りなく軽いホイールを履いた方が楽に上がれそうです。

 まてよ、三浦でチャーハンさんがうち等をぶち抜いて行ったときに履いていたドライブ40Dは、このホイールより軽かったような・・・。

 気になっていたお店の前を通過します。

 ご飯屋さんかと思いきや木こりののこぎり体験や焚火の体験が出来るようで雑貨屋もあるみたいです。

 ピザも釜で焼けるのね。

 神秘的な滝つぼみたいのが出てきましたよ!

 今さらながらこの道は結構いい所じゃないですかっ!

 龍窟っていうんだ。

 確かに龍が出てきそうなところです。

 近くまで行けそうなので寄って見ます。

 滝つぼというより淵ですね。

 水が淀んでいるところは何かが出そうな雰囲気がありますね。

 奥多摩湖の奥の方にある花魁淵なんかは心霊スポットですし、何かが居そうな気配です。

 少し進むたびに看板が出てくるので停まって景色を眺めます。
 (休んでいるわけではありません)

 この林道、楽しいです。

 看板のたびに停まっていれば、よすけさんでも楽に走れるんじゃないかな?

 直線とか激坂とかを見ると無心で漕ぎ漕ぎする人が多いですが、がうさんはどちらかというといちいち停まって景色を楽しむ派なんです。

 本当です。

 看板は沢山あるのですが、文字が見えなくなっていたりどの岩を指しているのか良く分からなかったりしているのがチョイチョイあります。

 この仏岩もどの岩の事なんだか良く分かりませんでした。

 巨石巡りはこの辺までのようです。

 さて、頑張って野末張みはらし台まで頑張って上ります!

 つづく・・・。

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