榛名山ライドの時にフロントタイヤを見てい
たら、ホイールが振れているよ。
これは家に帰ったら直しておかないとね。
がう式簡易振れ取り方をつぶやきます。
それ!違うだろ!って思ったところは各自で
修正してくださいね。
まずは、ブレーキシューを見ながらゆっくり
とブレーキを握り、ホイールが左右どちらか
に押されていないかを確認します。
ブレーキ本体の取り付けが悪いとブレーキを
かけた時に、ブレーキに押されてホイールが
中心位置から左右どちらかに動いてしまいま
す。
動くようであれば、ブレーキ本体の位置が悪
いので、ブレーキ本体のフロントフォークに
取り付けているボルトを緩めて、ブレーキを
握った時にホイールが左右どちらにもたわま
ないようにセットしなおしてください。
次にホイールを回しながら、ブレーキについ
ているアジャストボルトを締めていきます。
この時、シュッシュッっとキャリパ-に音が
出るところまで締めこんでいきます。
今回はこの位置で手前のブレーキシューがリ
ムと干渉して音がでます。
一番近くにいるスポークは、接触しているリ
ム側のハブ穴についているよね?
(写真ではわかりにくいけどそうなんです)
こういう時はこのスポークを挟んだ前後のス
ポーク2本を90度締めこんでいきます。
前後のスポークはブレーキシューとリムが接
触しているのとは反対側のハブについている
ので締め込み側にニップルを回すとブレーキ
シューからリムが離れる方向に引っ張られる
って事ね。
締めたらもう一度ホイールを回して音を確認
します。
そしてまた、音の出ている部分付近のスポー
クを先ほどの要領で締めていきます。
これをシューとリムが干渉しなくなるまで続
けます。
簡易振れ取りの時の一番大事なこと。
スポークは緩め側には絶対に回さない!
なぜなら、ホイールの振れはスポークの
ゆるみから発生するから!
ここで、スポークを緩ませ方向もおこなって
振れ取りをすると、自分では手に負えなくな
ることがあるので要注意!
スイマセン・・・。俺はコンビネーションプ
ライヤーでニップルを回しているけど、ちゃ
んとニップル回しを使ってね。決してマネし
ないでね。
音がしなくなったので、またアジャストボル
トをホイールを回しながら、シューとリムが
干渉して音が出るところまでゆっくりと締め
こんでいきます。
そしてまた同じように振れ取りをします。
何回か締めこんで振れが小さくなると、逆側
のシューが当たって音が出てくるようになる
事があるので、そこはよく確認して、どちら
側のスポークを締めこむべきなのかじっくり
頭を使ってね。
大体終わったらアジャストボルトを元の位置
まで緩めてブレーキのタッチを確認して終了
です。
あと大事なのは、走って馴染むとまた少し振
れるので、一回であまりきっちり振れを取ら
ずに走って振れ取って走って振れ取ってって
やった方がいいかもね。
こんな感じです。色々試してちょうだいね。