棗さんとロウバイ鑑賞ライド その2 絶景と限界走行編

 前半の鬼引きで体力を使い切っております。

 しかし、本番はこれからなのです。

 その1はこちら。

 中間平まで来たら釜伏峠まではすぐそこのようなイメージでしたが、こんなにキツかったっけ?

 しかもいつまでも峠にたどり着きません。

 よくよく考えると、前に来た時も同じような事を考えながら走っていたような気がします。

 12時40分、釜伏峠に到着!

 やはり前半の鬼引きが効いております。

 時間も押しているのでルート変更を模索しております。

 棗さんにそれとなく様子を伺いましたが、やはりこれから皇鈴山に行くのは時間的にも体力的にもやめた方がいいのではという事になりました。

 まして皇鈴山をパスしてもその後のルートを走れるのかも怪しい所・・・。

 とりあえず牧場まで行ってまた考えましょう。

 ソロライドと違ってグループライドは先頭にならって走らないといけないので、自分のペースが乱れます。

 上りは棗さんと同じペースなのでいいのですが・・・

 下り、速えー!!

 バイクで峠を走り回っていた時代がありましたが、自転車はエンジンブレーキが無いのでなんか違うんですよね・・・。

 下りはまだまだ乗りこなせてないのです。

 っていうか、そんなに飛ばして命を縮めることもないし・・・。

 必死にしがみついております。

 こんなことをやっているうちにがうさんの体力は少しずつ削られております。

 きっと棗さんの策略にまんまとハマっているのでしょう。

 先頭はモロに風を受けるので後ろの方が楽なのですが、自分のペースで走れるというアドバンテージをしみじみと感じております。

 巡行スピードが自分より高いと風よけどころの騒ぎじゃなくなります。

 もう必死です。

 1時5分、秩父高原牧場に到着!

 茱萸峠から牧場までの道は素敵な景色を味わえますが、今日はそんな日ではありませんでした。

 牧場は閉鎖されていたのでここで記念撮影です。

 写真がイマイチですね。

 牧場には大概林道和知場線で上ってきますが、一回だけ二本木線で来た時があったのです。

 それからずっと通行止めでしたが最近開通したようです。

 あそこはいい道です。

 牧場まで来たからポピー畑の方の景色のいい所で写真を撮る事にしました。

 とてもいい写真が撮れました!(笑)

 ほんの短い区間ですが、この辺の道は美ヶ原高原美術館辺りの景色に似ているような気がします。

 こんなに近くで長野に来た気分を味わえるのは最高です。
 (と、思っているのはがうさんだけでしょうか?)

 ここに立てかけてもそれなりの気分は味わえますが、ここからさっきの牧場の分岐までの道が最高なのです。(棗さんの影、映っちゃった・・・)

 その道がここ!

 素晴らしくないですか?

 写真では伝えきれてませんね。

 左側の小山に東屋があるのでそこで弁当を食べてもいいかもです。

 今日のライドでは珍しく ほっこりとした時間でした。

 そして定峰峠に向かう県道11号線まで下るのですが、速えー!!

 棗さんのタイヤが太いからコーナーが安定するのかと思ったら同じ28Cでした・・・。

 もはや技術の差・・・(泣)

 この後県道11号線を定峰峠方面に上っていきましたが、3%くらいの坂は棗さんには坂ではないようです。

 必死に食らいつくもだんだんと差が開いていきます。

 ここで体力を使うと本当に家にたどり着けなくなりそうです。

 1時40分、県道11号線から東に離れて松ノ木平展望台に到着!

 10%越えの坂になると棗さんのスピードが一気に落ちるので追いつくことが出来ます。
 (ホッ・・・)

 ここの景色は最高です。

 ずっと眺めていても飽きがこないような感じです。

 景色のいい所って大概お墓がありますね。

 きっとお亡くなりになってから地元を見渡せるいい場所にお休みしてもらおうという願いがあるのでしょうか?

 ここもお墓があったのですが、墓石が無くなってました。

 ここに上ってくる前にルート変更の話もあったのですが、牧場で帰るには物足りないし、かといって松ノ木平まで行ったら七重峠に向かわずに東秩父に下りるルートか白石峠の麓まで頑張るかしかありません。

 白石峠のスタート地点の合流まで6キロちょいなのでまあ行けるでしょう!

 なんて軽い気持ちで進むことにしました。

 次に進む前に証拠写真を撮っておかないとね!

 そしてお約束の写真もパチリ!素敵な腰つきです。(笑)

 ここから七重峠までの道は幻想的で好きな道です。

 しかぁ~しっ!

 こんなキツかったっけ・・・?

 2時10分、トイレ休憩です。

 七重峠に行く前に天空のガードレールなる絶景ポイントがあります。

 そこまでの道は雰囲気が時坂峠に似ているような気がします。

 みはらしもなんとなく似ていますが、こちらの方がきついです。

 2時40分、天空のガードレールに到着!

 天空のガードレールはガードレールのある道が橋のように地面から離れているのですが、それを写真に写すのが難しいのです。

 遠景を一緒に写そうとすると、ただのガードレールに立てかけた写真になってしまいます。

 先ほどのように手前のガードレールも写して橋の上っぽく写すと景色が入りません。

 さて、どうやって撮るべきだろうか?

 つづく・・・。

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