夏にエアロハンドルの交換をお願いしたときに店の人から『今度はサドルですねっ!』って。
ハンドル交換のついでにリヤのブレーキローターを140mmに変えてもらったから軽量化を
目指していると思われたみたい。
そんなことは無いのですが・・・。
世間ではスペシャライズドのパワーサドルで盛り上がっているようですが、なんといっても高いので全く興味を持たなかったんです。
そのうちそっくりなサドルが出てきまして、『値段は安いし快適だからこれで十分』みたいなコメントを見てそのサドルに興味が湧きました。
でもそのサドルを付けるためにはシートポストブラケットを交換しないといけないみたいなんです。
カーボンレールなのでパイプ径が違うんです。サドルのサイトには7×8.8と書いてありました。
この表記のおかげで大変な目にあいました。
TNI (ティーエヌアイ) LiteFly ? ライトフライ2 カーボンレール ショートノーズ 穴あき 軽量 サドル (155mm, ブラック) 新品価格 |
TNIライトフライというサドルだったんですけど、後からライトフライⅡというのが
出てきました。
ライトフライⅡはライトフライのシートが固くて痛いという声から厚みを増やした
新製品のようです。
普通に考えると重くなりそうなものですが、表示で見ると新しい方が軽いんです。
そこは何か改良されているんですかねぇ?
機会があったら買ってもいいかな?くらいに思っていたのですが、秋口くらいからネットから
在庫が無くなりました。
たまに出てくるけどが143mmの方は在庫切れ・・・
なぜか無くなると欲しくなるもので、あれからチョイチョイ在庫を確認していたんです。
そしたら12月に入ってからいきなり在庫が出てきたので思わずポチってしまったのです。
買ったという事はサドルブラケットも探さないと行けないので、今度はトレックのサイトですったもんだしながらブラケット選びです。
つなぎの写真が無いので今までついていたサドルの重量を先に載せます。282.3gでした。
レールは7×8.8なので7×9のブラケットを探したのですが、これがなかなか大変なことになり
2件目に行ったお店では一緒にサイトを確認して『このサイズって聞いたことが無いから現物合わせの方がいいですよ!』のアドバイスを受けました。
いったん帰ってサドルとシートポストを一緒に持って行ったところ、7×10のブラケットが正解
だったようです。
自分で計ってもレールは7×10だったので表記違いですね。
ちなみに幅143mmのサドルは140g、幅155㎜のサドルは154gと書いてあったのにうちに来たサドルは重い・・・。(このサドルは143mmです。)
でも、前のサドルよりも127gくらい軽くなるからそこは目をつぶります。
形は正直言って好みではありません。
前についているショートサドルも好みではなかったのですが、乗っているうちにショートサドルの
良さが分かってきました。
でも、今度のサドルは今までのよりももっとショートになってズングリムックリな感じです。
いくら眺めてもカッコいいとは思えません。
前のサドルより座面が平らですね。
レールから座面までの高さを計ると10㎜くらい高くなりそうです。
サドル交換の目的はダンシング時の振りの軽さです。
本当は山で試すのが正解なのですが、まずはポジションを出さないといけないのでいつもの
荒川CRに向かっています。
適当に合わせたとはいえ、既にこの時点でサドルはしっくりと来ています。
出発が3時半になってしまったので暗くなる前に帰りたいです。
北赤羽辺りから荒川CRに入ります。
ここまで乗ってきた感想ですが、前上がりにセッティングしたような座り心地です。
これは今までのサドルの後ろ側が反りあがっていたからでしょう。
今回のサドルは平らなので後ろに引っかかりが無いというかお尻が後ろに落っこちちゃうような
感覚です。
でも、きっとすぐになれるでしょう。
黒ヤギ号やレロレロ号でお世話になっていたサドルはみんな平らでしたから。
せっかくだから夕焼けに染まった岩淵水門を見て夕焼けの写真でも撮って帰ろう。
サドルもそうですが、改良したアイテムがあるんですよ!
これです!これです・・・って?自立しているという事は自作のスタンドの事です。
斜面でも対応できるように長さが調整できるのですが、ロックが甘くてよくヒックリ返って
いたんです。
今までは大きめの穴にレンチを突っ込んで結束バンドの締め付け力だけでロックしていたのですが、ズルズルと下がっていくんです。
今回はレンチと一緒につまようじを結束バンドで締め付けることで隙間をつまようじが抵抗になり
下がるのを防いでます。(つまようじかよっ!)
ブレーキのロックも100均の細いマジックテープにしました。
使わない時はハンドルのステム付近に巻き付けています。
アクリルの棒は3cmほどカット。
背中の入れ物に入るようにしたので前よりサッと取り出せてすぐにセットできるようになりました。
今のところひっくり返ってないです。
先週の日曜日から えも吉を撮るときはモニターを外しています。
この方がカッコいいでしょ?
今日はサドルの話でしたね。
カーボンレールは強度を持たせるために縦方向を厚くしているのがあるのでサドル交換時は
ご注意ください。
先ほど書いたようにこのサドルは7×10が正解です。
たまには鹿浜橋から左岸を上って帰ることにします。
せっかくだから日が落ちるまでにニョロニョロのところで写真を撮ってこよう!
4時20分、対岸に渡ったら太陽がもうすぐ沈みそう。
ニョロニョロまでまだ距離あるなぁ・・・。
急がないと!
ハンドルに肘を置いて前傾姿勢を試してみましたが、前のサドルより自然な感じです。
前のサドルは尿道が若干押される感じで段差を超えるとイタタタタな感じでしたが
それがありません。
さらにこのサドルだと前傾姿勢でも後ろ乗りができます。
これはいいサドルだ!(自分比)
夕焼けが富士山を映えさせてくれています。
ニョロニョロもいいけど富士山も撮りたいっ!
思わず止まってパチリ。
もう少し富士山がしっかり見られる場所まで移動します。
綺麗な富士山を見ると日本に生まれてきてよかったなと思います。
気温は4℃を切りましたが走っているおかげでそんなに寒くありません。
こうなったらニョロニョロの写真も撮りたいっ!
女子高生の横を思いっきりパスして進みます。
4時50分、あの橋をくぐればニョロニョロのところです。
富士山の誘惑に負けてニョロニョロの寸前でパチリ。
肉眼だともっと大きく見えるんですけど、写真って難しい・・・。
自家製スタンドをサッと取り出して えも吉と一緒に記念撮影。
ここだと思ったときに直ぐにセッティングできるのって素晴らしい。
しかも今回のマイナーチェンジでとっても安定してます。(つまようじ なんとかしろよ)
どうにかしてうまく撮れないかな?
なんて色々試しております。
この時点ではニョロニョロの事なんて一切忘れています。
橋も一緒に撮っておこう!
夕日にあたってスタンドが一番目立ってます。
改めて写真の難しさや奥深さを感じました。
あっ!
ニョロニョロのところに行かないと!
まだ間に合うかな?
月が綺麗です。
太陽はすっかり沈んでしまい地平線がオレンジ色に輝いています。
ところでニョロニョロってどこだったっけ?
5時5分、ニョロニョロ間に合いました。
このオレンジと青のグラデーション、最高ですね。
たくさんシャッターをきったのですが、この暗さだと三脚が必要ですね。
スマホの限界とも言えるのですが・・・。
ギリギリだったけど間に合ってよかったです。
寒いから帰ろう。
6時に帰宅41㎞。
勢いで出てきた割には充実した時間でした。