色々大変でしたが、ようやく乗れるところまでたどり着きました。
施工方法とその時のトラブルは色々過去記事で書かせてもらいましたが、あの後も色々ありました。
少しずつ弄って100キロくらい走っても問題ないだろうという事で朝練を兼ねてマクハルの
お試しです。
マクハル施工その1はこちら。
マクハル施工その2はこちら。
5時20分に家をスタート。
今回はスラムのサイトで調べたエア圧フロント5barのリア5.3barで走ってみます。
ただ気になるのはリアのが圧を上げているはずなのに手でつまむと柔らかいような気がします。
これはクリンチャーとは違いますね。
下りの最高速はあまり変わりませんでしたが、前よりも伸びるというか漕がなくても進む感じが
します。
今までは話したことなかったのですが、新車のえも吉よりも10年以上使っているレロレロ号の
スピナジーの方が下りで進む感じがしていました。
5時50分、荒川CRに入ります。
先ほどの話の続きです。
スピナジーは仲間と走りに行っても下りで漕がない時はみんなよりも早く進むんです。
唯一勝てなかったのは後輩のI君がZIP303を履いていた時とすけちゃんの履いているICANだけ、その二つのホイールには引き離されました。
(すけちゃんのはICANではなくてYUNIPERだそうです、すいません・・・。)
一人で走りに行ったときでも、前の人に追いついても漕がずに置いていかれることは無いんです。
10年ノーメンテで良く転がるんです。
それを知っているのでえも吉のエリート35はなんだか下りの転がりがモッサリしているような
感じでとっても不満でした。
それが!
チューブレスにしたら転がる転がる!
という事で、チューブレスにして一番感じたのは転がりでした。
あとは上りの漕ぎだしの最初に踏み込む一瞬が軽くなりました。
極端にいうと電動自転車の最初の漕ぎだしの瞬間にアシストが効いて思った以上に前に進む
あの感じに近いかもしれません。
まあ、あんなに極端に飛び出しませんが、明らかに踏み込む時の一瞬のもっさり感が
無くなりました。
今新砂に向かって走っていますが、巡航速度が速いのは間違いなく追い風だからです。
肝心の乗り心地ですが、マイルドになりました。
決して乗り心地が良くなったわけではなくマイルドになったと言わせていただきます。
なぜかと言いますと、段差に当たった時の吸収は明らかに前よりもいいです。
なので、ハンドルに来る衝撃がものすごくマイルドになりました。
ただ、その後に吸収したタイヤが元に戻ろうとするときにバイーンってなるんです。
(バイーンてなんだよっ!)
クリンチャーの時は最初の衝撃が大きいのですが、その後の減衰がなめらかなのです。
今は最初の吸収力は格段に上がっているのですが、その後の反動が振動となって伝わるのです。
この感じはバイクや車でショックアブソーバーをチューンアップした人ならわかると思います。
6時半に新砂に到着。
記念撮影をしていきます。
話の続きですが、ではどちらがいいのかと言いますと、段差を越えた後の減衰する感じは間違いなくクリンチャーの方がいいです。
でも、走行中の振動はマイルドになるので慣れればチューブレスの方が体が疲れなさそうです。
それよりも漕がずに前に進むようになったのがとっても嬉しくて楽しいです。
新砂まではエアの抜けは無さそうです。
実はあの施工の後、バルブの締めが緩すぎたみたいでフロントのホイールとバルブの間からエア漏れを起こしていました。
工具で締めるなと言われていたのでちょっと締めが甘かったようです。
ちょこっとだけやり直しています。
緩めに締めていた時は指でこうやって動かすとエアが漏れてました。
今は止まっています。
そうそう、今回ボトルを新調しました。
これからの時期はほとんど水を飲まなくなるのでいつものボトルだと重たい水を持ち歩いているだけになります。
だからと言って水を持たないとなぜか飲みたくなるので軽いボトルを買ってみました。
容量も小さくして軽量化です。
ここ2~3年でまたセイタカアワダチソウが跋扈してきましたね。
この野草は毒をまき散らして周りの草花をやっつける外来種なのですが、自分の毒で自分もやられてしまうそうです。
ちょっと前まであんまり見られなくなったと思っていたのですがまた復活してますね。
でも、昔より背が低いです。
さて、長居もホドホドにして帰りますか。
今日は家に帰ってから親父の墓参りに行ってきます。
帰りはかなりの向かい風です。
20キロがやっとです。
コキアのグラデーションが綺麗だったので寄り道。
そろそろ紅葉の時期ですね。
今年はどこに行こうかな?
ってか、行く時間あるのかな?
つい3日前はすけちゃんと裏側からスカイツリーを拝んでいたなぁ・・・。
楽しかった日々はあっという間に過ぎ去りますね。
チューブレスにしてビビっていることの一つにいきなりタイヤがパァーンってリムから外れる事が
あるっていうじゃないですか!
段差か何かでいきなりパアーン!ってならないかビビってましたが、そういうことは無さそうな
感じです。
後ろのエア圧が高いのに触ると柔らかかった件は、リヤのバルブコアが詰まっていてゲージに誤差が出ていたようです。
家に帰ってからバルブコアを変えたら直りました。
その際に前後のコアを入れ替えたのですが、フロントの空気を抜いたときにビードが落ちたようで次の日にフロントタイヤのエアが抜けてました。
あ~あ、またか・・・と思ったのですが、再度エアを入れて水に浸けてみたら漏れが止まってます。
マクハルは通常のシーラントと違って固まるので漏れたら止まらないと思ってましたが、小さい穴
なら止まるみたいです。
これは素晴らしいっ!
このライドから3日が立っていますがいまだにフロントは漏れていません。
とはいえクリンチャーよりかは自然と抜けていく時間は早いです。
次はもっと遠くまで行ってみたいと思います。