彼女とサイクリングデートのためにレロレロ号を借りに来る196君の弟の9640君が『ロードバイクに乗りたい!』らしい。
彼は4月からスカウトされて山形の高校へ単身で乗り込むのです。
サッカーだから足腰の神様にお参りに行ってお守りを買ってくる?
ただし、道中は苦行だよ!と話したら、『大丈夫!』だって!
ふふふ、罠にはまったな!
若いとはいえ長距離は走れないだろうから行きだけ電車を使うことにしました。
えも吉を輪行するのはまだ抵抗があったのですが、たまたまこの時期から西武線のサイクルトレインが始まるようで、それに便乗しました。
自転車をそのまま載せられるのであれば楽チンですしね。
変な傷をつけることもなく安心して電車に乗れます。
西武線サイクルトレインの案内サイト。
あと半月ほど中学生の9640君です。
ピースに若さとあどけなさがにじみ出てますね。
これから地獄を見るとは微塵にも思っていないのでしょう。(笑
観光案内所前に8時半集合です。
それらしき人が集まってきました。
しかし、自分の家の近くの駅からそのまま自転車を乗っけていける時代が来るなんてねぇ。
本日3月21日が初めてのサイクルトレインなのです。
3人の駅員さんが写っていますが、その向かいに二人(だったかな?)そして案内所の対面にスーツ姿の関係者らしき人が4~5人います。
一回に10人しか乗れない電車で今日の参加者は9人。
9人のお客様よりも関係者の方が多いってすごいですね。
乗車位置と自転車の固定方法の案内を受けます。
BBベースとは違って通常の車両を使うので座席をチェーンオイルで汚さないように向きを合わせるなどのお願いをされていよいよホームに向かいます。
15分ほどの説明の後、秩父下車のお客様からホームに向かいます。
今回飯能下車はうちら2人だけでした。
他のお客さんは帰りも乗って帰ってくるのでしょうが、飯能下車の2人は帰りは自走なのです。
石神井公園駅の大変なところは、ホームまでの階段を61段自転車を担いで登らないといけないことです。
自転車が軽いからそんなに問題はないのですが、ママチャリだとちょっと大変かもしれません。
行きはいいけど帰りの下り階段は危険度マシマシです。
ホームの池袋側の端で電車を待ちます。
普通の電車なので扉はいくつかついているのですが、乗降時に開くのは最後尾の一カ所だけのようです。
ここで自転車固定用のマジックテープを渡されます。
オレンジの方が長くてつり革と自転車を固定するもの。
黒い方は手すり様です。
サイクルトレインがやってきました!
乗車時間は1分だったかな?
一列に並んで乗り込みますっ!
最初の方に乗り込んだ人は時間に余裕がありますが、最後に乗り込んだので自転車を固定している最中に電車が走りだします。
ちょうど下を向いている時に動き出したので、最初は電車が動き出したのに気づかずに急にめまいに襲われたのかと思って半分パニクッてしまいましたよ!
過去に悩まされた良性突発性頭位めまい症かと思いました。
とりあえず自転車を固定して一安心。
もう一つ焦ったのがマジックテープって雄と雌があるじゃないですか。
このマジックテープは雄雌兼用で同じ面をくっつけて大丈夫なタイプでした。
雄と雌が無いので???って思っちゃいましたよ。
なんだか古い人間になり果てたみたいで情けないです。
10人1車両に乗務員さんが4名。
片道1800円というのもうなずけます。
おそらく今日が始発だったからでしょうが、普段やらないことを始めるのって結構な労力がかかりますね。
9時20分、およそ30分の旅を終え飯能駅に降りる準備をします。
同じ値段を出すんだったら秩父まで行って走り回った方がよかったような気もしますが、今回の目的は子の権現で音を上げさせる(冗談です)ことなので仕方ありません。
9時25分、飯能駅を降りました。
飯能駅は電車の扉とホームの出口が近くて段差がないのですんなりと駅の外に出られます。
ホームには駅員さんが2~3名が出迎えてくれていてマジックテープを返却します。
初日だからでしょうが、人件費かけすぎっ!
サイクルトレインはあくまでも余興!
ここからが本番です。
ヒィヒィ言わせるつもりで来てますが、自分自身も久々の子の権現なので少しビビっております。
飯能河原の岩割橋を渡ります。
飯能河原は空いてますね。
河原を見て反応していたので、昔は無料のキャンプ場だったんだけどマナーが悪すぎて有料化したとたんに人が来なくなったんだよ。
でも、その方がマナーのいい人たちには良かったみたい、なんて話しながら自転車を漕いでおります。
なんだかすっきりしない天気です。
この前の花見ライドがとても良かっただけに少し残念な気持ちです。
あとで聞いたら9640君は雨男というウワサが・・・。
晴れ男のがうさんとどちらに軍配が上がるか!
イヤイヤ、この時期の雨は避けたいです。