夜に荒川CRを流していた。
岩淵水門のあたりで人が倒れていた
横にはたくさんのごみの袋
酔っ払いかと思い通り過ごしたが、この気温だと体温も下がるし
本当に倒れているのかもしれないので心配になって引き返した。
声をかけてみた
「大丈夫ですか?」
彼は素面だった
「僕は毎日バーベキュー場のごみを拾って捨てているんです。
このままではこのバーベキュー場が閉鎖になってしまう
このバーベキュー場が閉鎖されると僕は困るんです。
だからこうやって毎晩ごみを拾ってるんです。
どうしてみんな分かってくれないんだ・・・・」
そういい残して彼は去っていった。
手には両手いっぱいのごみの袋
両手いっぱいのごみの袋を持ってバーベキュー場の坂を上がりきったところで胸がいっぱいになってしまったらしい。
何か考えさせられるひと時だった。
ごみは持ち帰りましょう。