サイトアイコン がうブログR  ~自転車と自然を楽しむブログ~

ホイールの比較をまとめてみました。 その1 アイオロスの場合編

 パーツを新品に変えた時は想像していたほどの効果を感じなかったりしますが、いったん元のパーツに戻すとその良さを再確認できることがあります。

 今回のホイールも自分のイメージほど感動が無かったので古いホイールに交換して改めて新しいホイールの良さを感じたいと思いました。

 祝日の土曜日にロングライドに行ってきたので、新しいホイールの何たるかが分かったような気がします。

 なので今日は昔履いていたボントレガーのアイオロスエリート35に履き替えてドライブヘリックスと比較してみようと思います。

 メーカーのサイト ボントレガー Aeolus Elite 35 TLR ディスク ロード ホイール改めてみると単体の値段は10万円を切るホイールなんですね。

 なんて思ったらフロントだけの値段でした。

 前後で16万円弱でした。

 アイオロスに履き替えて最初に感じたのは、ドライブヘリックスがそんなにずば抜けて良くはないという事でした。

 それはドライブヘリックスが悪いのではなくてアイオロスがなかなかいいホイールだという事です。

 前にも話しましたが、踏み始めはアイオロスの方が重いですね。

 これは重量のせいですかねぇ?

 アイオロスが1665gでドライブが1335gですから330gの違いがそうさせているのかもしれません。

 ちなみに今日はインプレなので写真は単純に走ったところの画です。

 サギが野火止用水路の所で餌を探していました。

 アイオロスはF3.8のR4.0barくらいで乗ってましたが、今回は比較のためにドライブと同じF4.2のR4.6bar入れてきました。

 もっと跳ねる感じがするかと思いきや、よく話していたバイーンバイーンという感じが減りました。

 かといって障害物を乗り上げる時の衝撃はそれほど大きくなっておりません。

 これくらいの圧の方が乗りやすいかもしれません。

 多摩湖までやってきました。

 最も違いを感じた手放しでの直進安定性ですが、衝撃を受けるほど違いはありませんでした。

 でも、間違いなくアイオロスの方がフラフラします。

 スポークの差なのかリム幅がこちらは19mmでドライブが21mmだからなのかは分からないのですが、間違いなくドライブの方が直進安定性があります。

 最初に乗った時はドライブの方がギアが一枚分重いのを踏める感じでしたが、改めて踏むとギア半分くらいですかねぇ。

 それよりも今回はスプロケをきれいに磨いてきたので、汚いスプロケとチェーンで走った時から綺麗にした時の走りの方が確実に早くなる気がします。

 と、いう事は汚い状態でドライブを乗るのなら綺麗な状態のアイオロスの方が早く走れるという事でしょうかねぇ・・・。

 巡行の楽さはドライブに軍配が上がりますね。

 アイオロスだと27~32km/h辺り、ドライブは30~35km/h辺りで走ることが出来ます。

 25km/h辺りからスタンディングで加速するとアイオロスは後ろから引っ張られるような感じがします。

 多分スポークが縦方向にしなって路面をがっちりとらえているのだと思います。

 なのでそこで鬼漕ぎしても路面とタイヤがずれる感じがしないのです。

 ギアでタイヤと路面が繋がっている感じです。

 坂のインプレのために入間バンディットにやってきました。

 ここでインプレ出来るのかっ?

 激坂や滑りやすい坂があるので大丈夫だと思います。

 やはり上りは重さを感じますね。

 平地でも感じる踏み始めの重さが上りだと顕著に表れる感じです。

 こう考えるとエアロ形状の激軽ホイールが最強という事になんでしょうか。

 トラクションはアイオロスの方がいい感じがします。

 グッと踏むとスポークがしなるんでしょうね。

 直進でハンドルを左右に振った時にもドライブよりモッサリした感じがしますので、きっとスポークでしょう。

 もしくはリムの剛性が高いのかな?

 景色のいい所で休憩です。

 ブレーキもドライブの方が効くと言いましたが、正直30km/hまではそんなに変わらない感じでした。

 ただ、高速の下りからのブレーキングだと回転体の重さの関係でしょうかドライブの方がガツンと聞きます。

 アイオロスの感覚で下りの高速域からレバーを握るとガツンと効く感じがします。

 今回は比較するためにエアー圧を上げてきましたが、障害物を乗り上げる衝撃はドライブとそれほど変わらなくてバイーンが無くなり乗り上げ後のしっかり感が出た感じです。

 同じ空気圧だとアイオロスの方が断然乗り心地がいいです。車で言うと同車種の標準仕様とスポーツ仕様の車を乗り比べた時くらいの違いがあります。

 乗り心地はマクハルの影響が大きいと思いますが、チューブレスで運用するならアイオロスもありかもしれません。

 どっちを買えばいいの?と言われたら、ドライブ(ヘリックス)は20万越えですがアイオロスが16万円くらいなので正直悩みますね。

 アイオロスでも鉄下駄から履き替えるのであればアイオロスとドライブの比較以上に違いを感じられるのではないかと思います。

 もう一つ、ドライブのラチェット音がまだ馴染めておりません。

 ジジジジジ~と大人しく鳴るほうが好みに合っているかもです。

 きっとそのうち気にならなくなると思います。

 狭山湖まで戻ってきました。

 やはりプラシーボ効果でドライブを過大評価しているところがありましたね。

 何回も乗り比べないと本当の所は分からないという事です。

 そして前回はドライブの方が周遊道路の凸凹がスムーズに走れると言いましたが、圧を上げたアイオロスの方がスゥ―っと走れる気がしてきました。

 基本的にこちらの方が乗り心地がマイルドなのでバイーンバイーンを抑えられる圧にすればアイオロスの方が間違いなく乗り心地がいいです。

 今日の感覚が冷めやらぬうちに家に帰ったらドライブに履き替えて明日はもう一度ドライブのインプレ走行に行こうと思います。

 つづく・・・。

 本日のルート。

モバイルバージョンを終了